[神 社] 中項目・目次            HPのトップへ
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6. 滋賀・和歌山  日吉東照宮 日吉大社 近江神宮 三尾神社 日牟禮八幡宮  矢合神社 熊野本宮大社 

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日吉
大津市
日吉東照宮

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日光東照宮が造営され、続いて日吉東照宮が造営されたが、
日光東照宮が大津の日吉東照宮を雛形として改造されたという。

東照宮は元和2年(1616)徳川家康の没後、静岡県久能山に造営された。翌年、日光に
造営され、以降全国に展開された。本殿と拝殿を数段低い石の間でつなぐ権現造りは家光が、
比叡山天台宗の天海大僧正に命じ考案させ日吉東照宮に用いられた。祭典奉仕者が御祭神に
背を向けて奉仕しても非礼にならぬよう配慮されたもの。日吉東照宮
は、元和9年(1623)
に造営され、寛永11年(1634)に正遷座が斎行された。その年の秋、日光東照宮が
日吉東照宮を雛形として再建着工され寛永13年(1636)に遷座された。



大津市坂本にて(10月) 日吉東照宮 唐門と社殿(重文)


大津市坂本にて(10月) 日吉東照宮 唐門(重文)

 
大津市坂本にて(10月) 日吉東照宮
の拝殿と社殿(重文)

 
大津市坂本にて(10月) 日吉東照宮
社殿(重文)右は参道


大津市坂本にて(10月) 日吉東照宮より琵琶湖展望



日吉
大津市
日吉大社

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全国の日吉・日枝・山王神社約3800社の
総本宮
後に天台宗の護法神となった
日吉大社(ひよしたいしゃ、ひえたいしゃ)は、山王権現と呼ばれている比叡山の麓に
鎮座する当大社は、約2100年前、崇神天皇7年に創祀された。平安京遷都の際、この地が都の
表鬼門にあたるので、都の魔除・災難除を祈る社として、また伝教大師が比叡山に延暦寺
を開かれてよりは天台宗の護法神として多くの方から崇敬を受け、今日に至っている。



 大津市坂本にて(10月) 日吉大社 西本宮楼門(重文) 
日吉神社が「廃仏稀釈」を最初に強行された。明治元年に神官たちが乱入し、神社内の仏像や
仏具類を焼き捨て、日吉山王権現社を日吉神社と改名させた。この暴挙に対して、支配寺である
比叡山延暦寺は上訴したが、この事件を契機に全国的に廃仏稀釈の動きが加速していった。参考

 
 大津市坂本にて(10月) 日吉大社 惣合神門 山王鳥居        説明板クリックで拡大


 大津市坂本にて(10月) 日吉大社 大鳥居 

 大津市坂本にて(10月) 日吉大社 西本宮本殿 (国宝)

 大津市坂本にて(10月) 
日吉大社 西本宮拝殿 (重文)

 大津市坂本にて(10月) 日吉大社 
 西本宮楼門(重文)の神猿(まさる)

大津市坂本にて(10月) 日吉大社 大宮橋 

大津市坂本にて(10月) 日吉大社 西本宮手水舎

 
大津市坂本にて(10月) 日吉大社 白山姫神社拝殿(重文)  右写真は白山姫神社本殿(重文)

  
 
 大津市坂本にて(10月) 日吉大社 大威徳石 

 
 大津市坂本にて(10月) 日吉大社 宇佐宮拝殿(重文)
 右写真は宇佐宮本殿(重文)


大津市坂本にて(10月) 日吉大社 大宮竃殿社

大津市坂本にて(10月) 日吉大社 包丁塚


 大津市坂本にて(10月) 日吉大社 東本宮楼門(重文)

 
 大津市坂本にて(10月) 日吉大社 東本宮拝殿(重文)
  右写真は東本宮本殿(国宝)

 
大津市坂本にて(10月) 日吉大社 東本宮 日吉雄(おなぎ/写真左)と雌(ひよしめなぎ/写真右)」 マキ科 マキ属


 大津市坂本にて(10月) 日吉大社 樹下神社(重文) 

 日吉大社 東本宮楼門(重文) 内側から撮影 

 
大津市坂本にて(10月) 日吉大社 神輿収蔵庫の七神輿       東本宮の神輿(写真右) 


近江
大津市
近江神宮

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新年かるた開き(名人位・クイーン位決定)
が行われる天智天皇を祀る神宮

近江神宮の御祭神・天智天皇は1300年の昔大化改新を断行され、古代国家の基礎を確立され、
飛鳥から近江大津宮に遷都された。天智天皇は時刻制度、法律近江令や戸籍編纂などの事業を展開。
百人一首巻頭の天智天皇の「秋の田の…」は広く親しまれ、近江神宮では「かるた開きの儀」
が行われる。近江神宮は天智天皇による近江大津宮旧蹟に御鎮座している。(HP要約)



 大津市 近江神宮にて(10月) 楼門 平成22年(2010年)が鎮座70年にあたる

 
大津市 近江神宮にて(10月) 外拝殿内拝殿 内拝殿の奥に本殿がある

 
 大津市 近江神宮にて(10月) 本殿(内拝殿の奥) 右は手水舎


 
  近江神宮にて(10月) 表参道(一の鳥居から二の鳥居へ)  境内の歌碑、句碑の頁はこちら 
歌碑(
クリックで拡大)は天智天皇の歌(百人一首第1番)
秋の田の刈穂の庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ

 
 大津市 近江神宮にて(10月) 一の鳥居 二の鳥居
 

 大津市 近江神宮にて(10月) 境内の森

 大津市 近江神宮にて(10月) かるた会の神楽殿 

大津市 近江神宮にて(10月) 楼門(内側)

大津市 近江神宮にて(10月) 宝物館 時計館

 大津市 近江神宮にて(10月) 社務所 

 大津市 近江神宮にて(10月) 栖松遥殿 
 有栖川宮の「栖」と高松宮の「松」の一字づつを
 拝戴し、栖むところ松の緑の如く清らかに云々 


三尾
大津市
三尾神社

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兎を眷属とし、卯年の守り神の神社
長等山園城寺の鎮守
で伊弉諾尊を祀る

長等山に降り、地主神となった伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が、常に三つの尾のように赤、白、黒の
腰帯をつけていたので三尾明神と名づけられた。三つの腰帯は赤尾神・白尾神・黒尾神となり、 本神の
赤尾神が、卯の年・卯の月・卯の日・卯の刻・卯の方より出現
したことから兎を祀っている。
説明碑より


大津市園城寺町にて(10月) 三尾神社(みおじんじゃ) 本殿  クリックで説明碑


大津市園城寺町にて(10月) 三尾神社(みおじんじゃ) 園城寺の鎮守社 正面鳥居

 
大津市園城寺町にて(10月) 三尾神社(みおじんじゃ)

 
大津市園城寺町にて(10月) 
三尾神社(みおじんじゃ)末社(クリックで写真拡大)  右は参道

   
大津市園城寺町にて(10月) 三尾神社(みおじんじゃ)手水舎(竜吐水ならず兎吐水) 右は舞殿  クリックで拡大


日牟
近江八幡
日牟禮八幡宮

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近江八幡にて(11月) 日牟禮八幡宮(ひむれはちまん)

 
近江八幡にて(11月) 日牟禮八幡宮(ひむれはちまん)

 
 近江八幡にて(11月)  日牟禮八幡宮 


長浜市

 矢合神社
 王内儀神社
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矢合神社は旧虎姫町にあり、「江州浅井郡八相山鎮座八相社」とある延喜式内社の論社で、古くから八相さんと呼ばれる。
古記によれば寛文年間まで神事で正月10日に盛んに矢を射たことにより、矢合いと、八相の訓読ヤアイとが交錯して現社名が生じた。
元亀天正年まで元鳥居山に大鳥居、山麓に道成寺という神宮寺があったが、信長の兵火に遭い消失し、天明2年現社殿が再建された。
現在は神社一帯の山を虎御前山と呼び保安林に指定されている。明治9年村社に列し同41年神饌幣帛料供進社に指定された。
当地は水利に恵まれず、主祭神を始め境内社の岩上神社祭神浅井姫命、更らには世々開長者の伝説、
清水清介翁の祭祀など水利にかゝわる祭儀が多い。


 
滋賀県  長浜市 矢合神社
  参考別写真                  右は 王内儀神社 別写真

王内儀神社は、かつて大寺村の土地が荒れ、ほとんど農作物が取れず、人々は苦しい生活を強いられていた。
ある時、仲哀天皇と神功皇后が敦賀への帰り、速水の里の陣森に滞在し、大寺村が窮迫していることを知り、
気の毒に感じた皇后がたくさんの金品を贈られ、村人は感謝し小さな祠を建てて皇后を祀った。


  
長浜市(旧虎姫町) 王内儀神社の碑と鳥居正面から 別写真 土筆の群がる野にポツンとある


長浜市(旧虎姫町) 神功皇后ゆかりの王内儀神社遠景 別写真


熊野本
熊野
熊野本宮大社

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和歌山県にて(10月) 熊野本宮大社 クリックで拡大


和歌山県にて(10月) 熊野本宮大社 大鳥居  クリックで扁額拡大


和歌山県熊野本宮大社 158段の石段
クリックで拡大

和歌山県にて(10月) 熊野本宮大社 右が本社 本社の千木は横に切ってある
主神は家都御子大神(けつみこのおおかみ) 
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和歌山県にて(10月) 熊野本宮大社 拝殿

熊野本宮大社 (TM氏) 家都御子大神(左)天照大神(右)
和歌山県にて(10月)
熊野本宮大社
拝殿前の八咫烏

神武東征の際に、神武天皇が、
熊野国から大和国への道案内を
したとされる烏である。
三本足のカラスとして知られ
ている。

神武東征の場面で、
金鵄(金色のトビ)が登場する。
金鵄は、戦いで神武天皇を
助けたとされる。

八咫烏と金鵄は、しばしば
混同される。

サッカー日本代表の
シンボルマークでもある

和歌山県 熊野古道
水呑王子(九十九王子の一つで93番)

九十九王子とは 熊野古道沿いの神社・礼拝所。
熊野詣の先達(熊野修験)の手で組織された。
王子とは熊野権現の御子神でもあるという


(TM氏)




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